2010-12-22から1日間の記事一覧

吉本隆明『言語にとって美とはなにか』について

吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』は、若い頃なんとなく避けていたけれど、三十半ばを過ぎた頃、読んでみて、こんな面白い本はないというくらい引き込まれた。噛めば噛むほど味が出てくる本という気がする。 吉本隆明の文章は、独得の用語と体系のなか…