2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹の翻訳可能性

まえに宇野常寛が書いた前田塁『紙の本が亡びるとき?』の書評(群像2010年5月号)を読み、そこに、「『翻訳され得る文体/され得ない文体』の峻別こそが日本文学の課題であると示唆する」とあるのを見て、へえー、と思った。でも、これまで読まずにいた。た…