2010-11-29から1日間の記事一覧

志賀直哉の日本語廃止論をめぐって

古本屋で雑誌『重力01』を見つけた。600円だった。すぐに買って読みはじめた。大杉重男「森有礼の弔鐘――『小説家の起源』補遣」に瞠目する。志賀直哉の「国語問題」に触れていたからである。「国語問題」は志賀直哉が1946年に雑誌『改造』に発表したエッセイ…