2015-01-10から1日間の記事一覧

あまり魂が入つてゐないもの

年末から元日にかけて、保坂和志の『小説の誕生』を読んでいたのだが、小島信夫の「裸木」と梶井基次郎の「檸檬」の文章を比べていた。「裸木」は「檸檬」に似てないとある。でもそれをいうならむしろこうじゃなかろうか。「裸木」は「檸檬」にだけは似てな…