2014-07-29から1日間の記事一覧

アントワーヌ・ベルマンの二つの著作と、ある新鮮なベンヤミン論

最近アントワーヌ・ベルマンが国際哲学コレージュで行ったセミナーの記録が相次いで日本語に翻訳された。『翻訳の時代』と『翻訳の倫理学』である。読んでみたら、どちらも相当に面白かった。以下その感想のようなもの。まずは『翻訳の倫理学――彼方のものを…